今だにアナログスティックの不具合は解消されず
現在、24ボタンという最多のボタン数を誇る唯一のゲームパッドである『JC-DUX』シリーズですが、『JC-DUX50BK』の発売から約2年が経ち、後継の『JC-DUX60BK』の発売からも約1年が経ちましたが、相変わらずアナログスティックの不具合は避けては通れない問題のままです。そして、その解決手段としてアナログスティックの交換が有効であると言われています。
とは言え、普段からはんだこてなんて使わないという人にとってはアナログスティックの交換作業はハードルが高いと思いますので、実際に交換作業をした際の画像を掲載します。
自分でアナログスティックの交換をしてでも『JC-DUX60BK』を使用し続けたいという気概のある方は、参考にして頂ければ幸いです。
なお、はんだこての扱いについては特に記載しませんが安全には充分にご注意頂き、交換作業はすべて自己責任でお願い致しますm(__)m
1.必要なもの
①JC-DUX60BK(※肉球カバーは任意)
②アルプス電気製スティックコントローラ2個
③半田こて・ はんだ台
④吸い取り線
⑤はんだ
⑥ペンチ(ニッパー)
写真に載せ忘れていますが、プラスのミニドライバー(100均のものでOK)も必要です。
2.交換作業
本体背面のネジ7本を外します。 |
パカっと開きます。 |
アナログスティックの基盤両端のネジ2本を外します。 |
アナログスティックの基盤を分離。スティックのプラスチック部分は引っ張れば取れます。 |
片側14箇所、両側で28箇所。はんだ付けされてない箇所もありますが、それ以外はすべて吸い取り線で除きます。めんどいです(´・ω・`) |
分解完了。きれいにはんだを除いていればひと塊で取れますが、抜けにくいパーツは分解して個別に外すこともできます。 |
アルプス電気製スティックコントローラを挿して、ずれないようにテープ等で固定してから28箇所をはんだ付けします。 |
完了
交換作業が終われば、アナログスティックの基盤をネジで止め直し、本体背面をネジで止めなおして完了です。僕自身、はんだこてなんて久しく触ってなくて見栄えもいまいちですが、手元の製品は無事に不具合が解消しました。
ただ、ユーザーにこうした手間ひまをかけさせるような製品は勘弁願いたいので、ELECOMには一刻も早く製品自体の不具合解消に努めて頂きたいです。
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